栗フローリングをお家の新築にご採用されるお施主様を今までたくさん見て来ました。
共通して言えることは皆さんお洒落で、他人と同じではない独自のいいものを見極められる
目と価値観をお持ちであった気がしています。オークではなく、チェストナットを選ぶ価値。
それは意匠性と機能性にあるのだと思います。まずフローリングの木目、特に板目のたけのこ状の
表情がとても趣きがあり広葉樹らしい銘木の趣きがあるのです。特に年輪部分の「冬目」と呼ばれる
部位に力強さがあり、栗の木が強く生きてきた証を身近に感じることができるでしょう。

表面塗装には自然塗料、もしくは蜜ろうワックス「蜜太郎Ⅲ」の透明クリアータイプが良く合います。
使い込む程に深まる味わいをこのフローリングなら最も感じられることでしょう。
使って磨いてまた使い込む、いずれは黒光りしてゆく天然木の床のイメージにピッタリです。

単に流行りの自然素材、イメージだけの無垢床ではない、本質を極めた広葉樹のチェストナット(栗)フローリング。
私が最後のお家を建てるならコイツを採用して外観は数寄屋、内装はモダンで茶室を設え縁側にもこの
チェストナットフローリングを貼ってみたいと思います。

栗フローリングのナチュラルな色合いはいつまでも飽きることがありません

流行りのグレーカラーとの相性もいいんです

節が無いことで見た目がすっきりとして洗練された上質な空間になります